No.9「仲良く外食」
お好み焼きを 食べに行った。
一緒に行く人が いなかったので、仕方なく 失語症系のT氏 を連れて行った。
チャーリーは 運転したくないので 何とかサワーを 頼んだ。
T氏が ドリンクバーを取りに 行っている隙に 好きなものを オーダーしてやろうと メニューを 見ていると、
隣のテーブルにいた 女の子達が 話しているのが 聞こえてきた。
あの人 かっこいいよねぇ
目線の先には ドリンクを真剣に選んでいる T氏がいた。
はぁん!? どういうことだ!!
チャーリーに 目もくれないとは・・!!
とは どんな状況でもいいませんが、どうしてこうも世の中 不可思議 なのでしょう。
T氏が 席に着くと、チャーリーは 隣の子達が 気になってしょうがなかった。
T氏には、今のは絶対に、口が裂けても言わないぞ。
今日おごってもらったって、運転してもらったって、絶対に言わないぞ。
チャ「何飲んでんの?」
T氏「グレープフルーツランチ。」
ランチ?
チャ「・・・・。」
泣きたくなります。
どうしてこんな奴が 話題に のぼるのでしょう。
せめて 話題にするなら、「あの人は どうもうまく しゃべれない らしいよ」とか、「チーズが 嫌いな人 よね」
とかで いいはずです。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
無言が続いているとT氏はお手拭タオルを折りたたみだした。
クルクル巻いたり、引っ張ったりしている・・・・。
チャ「何してんだい?」
T氏「・・・別に。」
これは・・・・・・
アメさんか・・・?
飴さんを作っている・・!!
幼稚園の時に よくやりましたが、 もう二十○歳です。
あぁ今マシンガンが 手元にあったなら・・
一発くらい 発砲させて もらえないでしょうか。手榴弾でも かまいません・・・
チャーリーは その願いを 心にしまい、 「お前なんか 大嫌いだー」 とだけ伝えた。
T氏「英語で言うと?」
T氏は 唐突もなく切り返した。
英語・・・・
チャ「アイ キル ユー・・・?」
おっと殺人予告
T氏は ごはっっと言って ジュースを詰まらせていた。
T氏「オレ死ぬの?」
チャ「いや・・単語がわからん・・・ じゃぁ T氏も 何か英語を。」
T氏「・・・・・・・。」
日本語さえうまく話せないT氏には 難関だったのか、ものすごい頭を 使っている顔を していた。
がんばれブドウ糖・・・! 意味不明
T氏「チャーリー イズ セルライト ブロック。」
※T氏訳:チャーリーは 脂肪の塊 です。
チャーリーの脳内では 「巨人の星」 のごとく ちゃぶ台返しが 繰り広げられていた。
でも、お好み焼き屋のテーブルは 床と一体だったので、チャーリーが 力を入れた所で うんともすんとも 言わなかった。
こんな奴とは 友達になりたくないなと 思った。